オーブンを使う時は、予熱をしることが多いです。料理でも、お菓子作りでもオーブンの庫内を指定温度にしてから焼き始めます。普段オーブンを使わない人にとっては、どのくらいの時間予熱すればよいのかわからないという方もいると思います。
一般的には15分~30分です。普段オーブンをあまり使わない場合、15分も予熱に時間がかかるだけでも、終わらないと感じてしまうこともあるでしょう。
例えば180度の場合も、180度ってかなりの高温です。その温度まで庫内全体をしっかり温めるにはそれなりの時間がかかってしまいます。
オーブンレンジの予熱時間がかかりすぎて終わらない。180度は何分かかる?
オーブンを使うときに必要な予熱時間は機種にもよります。一般的には、15分~30分程度かかります。レンジ付属オーブンの場合、30分以上かかるものもあります。
180度はかなりの高温なので、庫内全体にしっかりと温めようとすれば、そのくらいの時間は必要だということです。ですが、最新機種では5分程度で予熱ができるものもあります。ボタン1つで予熱ができる機能がついている機種もあります。
説明書を確認して、設定どおりに予熱をしてみましょう。
予熱にかかる時間はオーブンのメーカーや機種、サイズなどによって違いがあります。そのために使っているオーブンの予熱時間を知りたいという場合は、一度予熱をしてみるのが一番です。
オーブンの予熱のときの注意点
注意点があります。設定した予熱温度に、予熱完了時点で到達していないことが多いことです。そのため、予熱完了から5分程度はそのまま扉を開けずに置いておくか、庫内温度計を使うことがおすすめです。
予熱完了後に時間がかけすぎると予熱機能が切れて、逆に庫内の温度が下がってしまうこともあります。オーブンの扉を開けるときは、庫内の温度が下がらないように、オーブンに入れるものを準備しておき手早く入れて扉をしめましょう。
オーブンは高温で焼くし、すぐに庫内も温かくなるのに必要なの?と思ってしまいますが、温かくなったと感じるだけで、庫内全体にしっかり熱は伝わっていないのです。
予熱をすることで、庫内全体がその温度まで熱くなるので、予熱なしで入れてしまうと設定温度に達する前に終了するということになりかねません。
私は若いころに、予熱の意味が分からず、スライスした野菜を予熱なしでオーブンで焼いたことがあります。もちろん、予熱をせずにオーブンにいれたので、なかなか火が通りません。
結果、予熱後の焼き時間の倍以上の時間オーブンで焼いても、かぼちゃなんてほとんどが生のままで、ところどころに焦げだけついている状態でした。その後、フライパンで炒めて食べたのを覚えています。
電子レンジが数分で温まったり、調理できたりするのでその感覚でオーブンを使うとこうなります
オーブンの予熱時間の確認方法
予熱が必要なものに、適温の予熱をしてから焼かなければ、火がきちんと通らないだけでなくおいしくない仕上がりになってしまいます。
予熱機能がない場合は、温度を調べながら調節する必要があります。必要なものは、オーブン用の温度計です。ネットやホームセンターなどで購入できます。
↓こんな感じの商品です。意外と安いです。
オーブンの温度を焼くときの温度から10~20度高めに設定し、何も入れない状態で30分ほどオーブンを温めます。5分ほどずつ様子をみていきます。合わせた温度になっていればオーブンを一度止めて、焼きたいものを入れて設定温度にしてONにしましょう。
温度の確認のために扉を開けす必要がありますが、その時に一気に20度位温度が下がっている可能性があります。
小さなオーブンほど扉を開けたときに温度は多く下がりますので、設定温度よりも20度ほど高くしておき、予熱終了後もしばらく熱し続けることをおすすめします。その方が庫内の温度が下がりにくいです。
これから購入を考えている場合は、始めから予熱機能がついているオーブンをおすすめします。そしたら、オーブンボタンを押すと温度設定ができ、再度オーブンボタンを押して加熱時間を設定すれば予熱設定しなくても、予熱をしてくれます。設定した温度になると教えてくれるので、中に入れて再度加熱ボタンを押すだけでとても簡単です。
まとめ
お菓子作りなどに欠かせないオーブン。使いこなすことができたら、料理の幅がグンと広がることは間違いなし!
お持ちのオーブンの能力をきちんと理解して、どのくらい予熱がかかるのか、プラス何度くらいで設定しておくのがベストなのかなどを一度測定してみるのも良いですね。
新しく購入する場合は、予熱機能があらかじめついているものを選ぶことをおすすめします。
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