寒中見舞いの喪中の時の文例 友人や上司 故人宛の返信はどう書く?

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寒中見舞いの喪中の時の文例 友人や上司 故人宛の返信はどう書く? 季節

自分が喪中だったんだけど喪中はがきが出せなかった。
年賀状をいただいてしまった人に寒中見舞いを出したいんだけどどういう風に書けばいいんだろう?
また故人宛に年賀状が届いた場合はどうしたらいいんだろう?

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年末忙しくてつい喪中はがきの準備が遅れてしまったり、喪中の範囲の人が死亡したのが12月で喪中はがきをだす時期に間に合わなかったり。
そんなときに役に立つのが寒中見舞いでのご挨拶ですが、一体どのような文面で書けばいいのでしょうか。

今回は喪中で喪中はがきも年賀状も出せなかったときの寒中見舞いの文例を友人、上司、目上の方別にご紹介します。
また故人宛にいただいた年賀状への返信の方法もご紹介していきますので、参考になさってくださいね^^

寒中見舞いの喪中のときの文例 友人に出す場合

早速ですが、あなたが喪中だった時の寒中見舞いの文例をいくつかご紹介していきます。
少しずつ違う文章を使っていますので、お好きに組み合わせてアレンジして使ってくださいね。

寒中見舞いを喪中のときに出す場合の例文 友人宛の場合~

寒中お見舞い申し上げます。
このたびは年始のご挨拶状をいただき、ありがとうございました。(←年賀状をいただいたときだけ記入)
寒い日が続いておりますがお元気でしょうか。

私事ではございますが、喪中のため、年頭のご挨拶を遠慮させていただきました。
お知らせが遅くなり失礼いたしました。

まだまだ寒い日が続きますので、お身体には十分お気を付けください。
本年もよろしくお願いいたします。

平成●年1月

寒中見舞いの喪中のときの文例 上司宛の場合

上司に出すときは少し丁寧な文章に気を付ける必要がありますね。

去年お世話になったことへのお礼と相手を気遣う言葉を一言入れましょう。

寒中見舞いを喪中のときに出す場合の例文 上司の場合~

寒中お見舞い申し上げます。
(ご丁寧なお年始状をいただき、誠に有難うございます。)
喪中のため、年頭のご挨拶を遠慮させていただきました。
お知らせが遅くなり申し訳ございません。

昨年は親身にご指導いただきまして
誠にありがとうございました。
未熟な私ではございますがより一層精進してまいりますので、
本年も何卒よろしくお願いいたします。

寒さもより一層厳しくなってまいりましたので、くれぐれもお身体にはご留意くださいませ。

平成●年1月

寒中見舞いを喪中のときに出す場合の例文 目上の方の場合~

寒中お見舞い申し上げます。
(このたびは新年のご挨拶状をお送りいただき、誠に有難うございます。)
喪中のため、年始のご挨拶を控えさせていただきました。
本来であれば昨年中にお知らせすべきところご連絡が遅くなり誠に申し訳ございません。

寒さ厳しき折、ご家族皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成●年1月

寒中見舞いには喪中でも句読点をつけてOK

喪中の時の文章として句読点をつけるかどうか悩む場合もあるかもしれませんが、句読点を使うことは問題ありません。

結婚式やお葬式などの冠婚葬祭のような「あらたまった儀式」のときには句読点を使わない文章が好まれますが、
弔事の場合には句読点を使って書いても良いとされています。

ただし、結婚式の時は「切れない、区切らない」という意味から句読点は使いませんのでご注意くださいね。

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寒中見舞いの文例 故人宛への返信の書き方

また、亡くなった方宛に年賀状をいただく場合もあるかと思います。
その時には亡くなった旨と生前のお付き合いに感謝する旨の一文を付け加えます。

故人宛の年賀状の返事の例文は以下を参考になさってください。

寒中見舞いを喪中のときに出す場合の故人宛の例文~

寒中見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧な御年始状を頂戴し、誠にありがとうございます。

実は父●●は平成●年●月に永眠いたしました
本来ならば旧年中にお知らせすべきところ、
ご連絡が遅くなり大変申し訳ございません。

故人が生前に賜りましたご厚情に深く感謝いたしますとともに、
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成●年1月

寒中見舞いに書く故人続柄は差出人から見た続柄を書きます。
夫婦連名で寒中見舞いを出すときは夫側から見た続柄を書きます。

自分の父の場合は単純に「父」となりますが、妻の父が亡くなった場合は「義父 ●●(下の名前)」とするか「父 ●● ●●(フルネーム)」としましょう。

寒中見舞いの喪中のときのマナー

喪中の時に寒中見舞いを送る場合にはいくつかマナーがありますので、
そちらも押さえておきましょう。

寒中見舞いの喪中の場合のはがきの種類

官製はがきでも私製ハガキでも構いませんが、年賀状を使うのだけは止めましょう
「年賀」状には新年を慶ぶという意味が含まれているため喪中の人が使うには向きません。

はがきに絵柄がデザインされている場合には胡蝶蘭のイラストかあまり派手ではないデザインのものを選びます。

カラーはモノクロか落ち着いた色合いのデザインを選びましょう。

寒中見舞いを書くときに使う文字色は喪中はがきのように薄墨ではなく、通常の黒色で大丈夫です。
寒中見舞いとは不幸を知らせるはがきではなく、
あくまでも「寒いですが、体調は大丈夫ですか?」と相手を気遣うはがきです。
喪中はがきで使用するような薄墨は失礼に当たりますので避けましょう。

ただし寒中見舞いにボールペンを使うのは避け、筆や筆ペン、サインペンなどの濃い筆記用具を使うようにしましょう。

寒中見舞いの喪中のときの切手の種類

切手の種類には弔事用切手というご不幸があったとき用の切手がありますが、
喪中だったとしても寒中見舞いに弔事用切手は使いません。

先ほどご案内したように寒中見舞いは「挨拶状」ですので、弔事用の切手を使うと逆に失礼になります。
絶対にやめましょう。

まとめ

自分が喪中の時には寒中見舞いの文面に

  • 喪中で年賀状が出せなかったこと
  • 年始のご挨拶が遅れたことへのお詫び
  • 相手を気遣う文章

を入れるのが基本のマナーです。

喪中の場合、喪中はがきをだしていればよいのですが、
喪中はがきも年賀状も寒中見舞いも出さずじまいでは
先方が「どうしたんだろう?」と心配になってしまいます。

そのまま何もしないのはタブーですので、
喪中になった時点で忘れずに喪中はがきか寒中見舞いのご挨拶状を準備しておきましょうね。

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