キーワード:トマト 割れる 原因
テーマ;トマトが割れる原因は?割れないための対策も。
家庭菜園でも育てやすく人気の高いものにトマトやミニトマトがあります♪大事に育てていたのにもうすぎ収穫できそう!という時に実が割れてしまうことがあります。
その原因は水が少なすぎたり、多すぎたり、日差しが強すぎたりすると割れやすくなります。
トマトが割れる原因
トマトが割れてしまうことを、裂果と言います。これは、トマトだけではなくスイカやブドウなどでも起こる現象です。トマト内部の水分の変化や外気の湿度の変化が関係しています。トマトが裂果する原因は乾燥後の急激な吸水、日差しが強すぎるなどがあります。
1:乾燥後の急激吸水
晴天が続いて乾燥状態が続いた後に、大雨などで突然大量の水を根が一気に吸いあげることで、実が肥大することに皮が耐えられずに裂けてしまいます。
収穫前に裂けやすいのは、青い実は皮が柔らかく収縮しますが赤くなるにつれて皮が張ってくるためです。恵の雨のはずなのに、作物に被害がでることもあるのですね(;・∀・)
2:日差しが強すぎる
青い実の時から日差しが強すぎると皮が硬くなってしまいます。硬くなった皮が実の成長についていくことができなくなって割れてしまいます。
また、直射日光が強すぎる場所に置いてあると、朝晩の温度差が激しくなります。朝晩の温度差によって、実が膨張しそれに耐えられなくなるのです。
トマトの裂果を防ぐ方法
トマトが裂果しないための方法は、極端な乾燥を避け、過湿を防ぐことです♪
吸水
トマトは風通しが良くて乾燥している環境を好みます♪そのため、基本的にトマトに水やりはさほど必要ありません。毎日水をたっぷりあげすぎると、赤く大きく育った時に割れてしまいます。
雨除けしている場合は、水はけのよい土で育てて朝に軽く水やりをする程度で十分です。毎日の水やりの量を一定にすることも大切です♪
また、晴天続いた後の突然のゲリラ豪雨や台風時は、乾燥状態のところに急激な水が入ることで一気に水を吸って割れてしまいます。屋根のあるところに避難させたり、雨除けを作ったりすることをおすすめします♪
プランターで育てているなら、軒下やベランダなど雨が直接当たらない場所で育てていると突然の雨でも大丈夫ですね♪
日差し
真夏のきつい日差しなどがあたる場合は、高温になりすぎて皮がたえることができなくなります。また、青いうちに日光にたくさん当たりすぎることで皮が硬くなり、実が大きくなるにつれて割れてしまいます。
そのため、雨除けをするか、プランターなら日陰になる場所に移して育てることをおすすめします♪実が、葉の陰になる様に少し残して摘むことも効果があります。場所を移すことができない時は、遮光シートや麻布をかぶせると日陰を作ることができます♪
裂果に強い品種を選ぶ
裂果しにくい品種がありますので、そのようなトマトだと初心者でも裂果させることなく育てやすいです。大玉のトマトなら「麗夏」 ミニトマトなら「キャロルクイーン」や「アイコ」があります♪
早めに収穫する
裂果が起こるのは赤い実になってからが多いので、ある程度大きくなって緑色から赤色に色づき始めたころに収穫しておきます。¥♪
その後、窓辺などに置いて追熟する方法もあります。実が傷まないように、へたを下にして置いておくことがポイントです♪
私が唯一プランターで家庭菜園をしたのが、プチトマトでした♪路地に置いていたのでたまたま日差しも適度で、雨も軒下になっていたので適度な量でした。そのためなのか、裂果してしまった記憶はないのですが、実もあまりつかなかったです。
なぜだろうと不思議に思っていたら、まだ小さかった息子が保育園から帰宅したときに、こっそりつまんでいました。どうりで、実があまりなかったはずです!(^^)!
裂果したトマトは食べられる
割れてしまったトマトは食べることができるものとできないものがあります。食べることができるトマトでも、味が少し落ちてしまうので、サラダなどで食べるよりは、調理したほうが美味しくなります♪
食べることができないものは、裂果部分にカビが生えていたり、傷口の部分が腐っていたり、虫がいる場合です。目に見える虫がいなくてもハエが卵を産み付けていることもあります。
劣化が始まると避けたところの匂いにつられて虫が寄ってきやすいので、虫がよってくる前にできるだけ早く収穫しましょう。一気に収穫しても食べきれない時は、ヘタをとって冷凍することをおすすめします♪
食べることができる場合でも、裂果したところから腐り始めますので早く調理して食べるか冷凍しておきましょう。
裂果している部分は皮が硬くなっているので取り除くことをおすすめします。トマトソースにしたり、ミキサーでトマトジュースにしたりするとおいしいですよ♪
まとめ
大切に育てたトマトなので、裂果しないように育てたいですね♪もし裂果してしまっても、すぐに収穫し虫などが付いていなければ調理することで美味しく食べることもできます。手作りの野菜で家庭の食卓が楽しくなると良いですね♪
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