カレーを作ったけど、なんだか味が薄い…。箱に書いているとおりに水を入れたとしても、食材から出る水分や、鍋の蓋をする・しないで濃さは変わります。ルーを足したくても、ルーは全部最初に入れてしまったということもあります。
時間があれば、じっくり煮て水分を飛ばせば味は濃くなります。ですが、忙しい夕食時にそんなことしてられません!そういう時には色んな種類の調味料を少しずつ入れましょう♪
カレーが薄い時のお助けアイテム
味が薄いなと感じた時に、一つの調味料だけをドバドバと入れてしまうと、その調味料が主張しすぎてしまいます。少しずつ複数の調味料を混ぜると美味しくなります♪
カレー粉
あまりたくさん入れると塩辛くなってしまいます。小さじ半分や1杯から味を見ながら調節します。カレー粉だけでは物足りないので、ソースを足すとコクが出ます♪。
ウスターソース
ウスターソースはたくさんの野菜や果物で作られています。万能調味料です♪カレーの味が薄くても薄くなくても大さじ1~2杯入れるとコクが出ます♪ウスターソースはないという時も慌てないで平気です!
トンカツソース、中濃ソース、オイスターソース…ソースならなんでもOKです♪私は必ずウスターソースは隠し味に入れています!(^^)!
ケチャップ
ケチャップのメインの食材はトマトです。カレーをスパイスから作る時は、トマト缶を入れますので、ケチャップをプラスするのは間違いなし!大さじ1杯から入れてみて、調節してみましょう♪トマト缶やミートソースのあまりがあれば、それでもOkです♪
醤油
カレーライスに醤油を回しかけて食べる方もいますので、醤油を入れるのもあるあるです♪昭和の懐かしいカレーになりますよ♪
焼肉のたれ
意外と万能な焼き肉のたれ♪大さじ1~2杯、味を見ながら入れてみてください。リンゴやニンニク、ソース、はちみつなど、焼肉のたれに入っている材料はカレーの隠し味になっているものです。
ただ、入れすぎると焼肉感が出てきますし塩辛くなりますので、適度にした方が良いです。
コンソメスープの素
ポトフをリメイクしてカレーにすることもあるように、コンソメもカレーに合います♪翌日のカレーのような味になります♪キューブ1つを砕きながらよく溶かします。
入れすぎると塩辛くなりますので、味を見ながら調節しましょう。鶏がらスープやブイヨンを使っても美味しいです♪
ビーフシチューやクリームシチューのルー
ビーフシチューのルーはカレーとの相性抜群です。ルーを一つ入れてみて、まだ薄ければもう一つ入れてもOKです。カレーはスパイスのおかげで存在感バツグンなので2かけらいれてもその存在は揺るぎません♪
ビーフシチューならマイルドなカレー、クリームシチューならクリーミーなカレーに変身します♪
とろみも足りない時
カレーが薄くて水っぽい時は、ルーが足りていないのでとろみも足りないですよね。弱火でじっくり煮て水分を飛ばしで濃縮させると、その分とろみが出てきます。ジャガイモを潰しながら煮てもとろみがでます。
でも、そんな時間のないよ!という時は、水溶き小麦粉を加えましょう。分量は小麦粉と水を1:1の割合です。入れすぎると固くなりますので、とろみ加減をみながら少しずつ足すことをおすすめします♪
小麦粉がない時は片栗粉でも代用できますが、少しあんかけみたいになってしまいます(^-^;
味が薄くなる理由
カレーが薄くなる時にルーが少ないともちろん薄くなってしまいます。作り方通りに作ったつもりでも、例えば玉ねぎ中1個と書かれていた場合、その玉ねぎが中なのか大なのかは作る人によります。
使う野菜のもつ水分量も、それぞれ誤差があります。その結果、予想以上に水分が多い状態になって、ルーが足らなくなることもあります。
ですが、もう一つ理由があります。それは、玉ねぎの炒め不足です。玉ねぎはよく炒めることで旨味とコクが出るだけでなく、玉ねぎの中の水分が飛びます。
そのため、よく炒めずにシャキシャキの状態のまま煮込み始めると、完成した時に玉ねぎの旨味も出ず野菜の水分で薄まって物足りなさがあり、薄味のカレーになってしまいます。
玉ねぎは透明になる位しっかり炒めるほど、美味しくなります♪また、新玉ねぎの場合は普通の玉ねぎの倍以上炒めることをおすすめします(*^-^*)
アレンジする
薄くなってしまったカレーをそのまま何とかして食べるより、潔く別のメニューにアレンジしてしまうのも一つです。
カレーうどんや、カレーなべ、カレードリアやグラタンなどにしてしまうものありですね♪おすすめはカレー丼です♪めんつゆを足して水溶き片栗粉でとろみをつけるだけです♪
まとめ
どの年代にも人気なカレーライス♪たまには失敗して水っぽくなってしまうこともありますが、アレンジによって初めからこんなカレーを作るつもりだったの♪と言えちゃいます(*^-^*)
コメント