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付き添い安置とは?宿泊する方法と費用の相場を体験談で解説します

付き添い安置とは?宿泊する場合の方法と費用の相場は?体験談も 悩み

親族の方が亡くなった場合一般的に翌日にお通夜をします。お通夜は夜通しで故人と最後の日を一緒に過ごすためのものです。

最近は、仮通夜から自宅ではなく葬儀場で行うことが多くなっています。葬儀場に宿泊して、故人に付きそうことが葬儀場によってできるところとできないところがあります。通夜や葬儀までの時間を一緒に過ごしたい場合は、付き添い安置ができるか確認が必要です。

付き添い安置とは、故人と遺族が式場内でいつでも面会ができるように、プライバシーが確保された部屋が用意されていて、遺族はその部屋に宿泊ができるものをいいます。ここから詳しく自分の体験談も交えてお話しますね。

故人を安置する場所と方法

現在、9割以上の方は病院で亡くなります。病院で死亡確認を受けるとなるべく早く退去するよう求められますので、通夜の時間まで病院に安置してもらうことなどはできません。そのため、葬儀社を決めたら詳細を決める前にまず安置場所を決めます。

斎場には遺族が一緒に過ごせる“付き添い安置”と、付き添うことができない“預かり安置”の2つがありますので確認が必要です。

そのため安置場所を決める際には、付き添い安置ができるかどうかを確認しておくことが大切です。付き添い安置ができるなら、そこに泊まれるので故人といつでも会うことができます。また、プライバシーが守られてくつろげる部屋もあるためそこで睡眠もできます。

たとえ付き添い安置が可能な葬儀場だとしても、いろんな家庭の事情がありますので必ず付き添わないといけないわけではありません。

昔は故人と共に自宅に戻っていました。ですが最近は住宅の事情などによって自宅にもどらない場合が多くなっています。利用する斎場や葬儀社を決めると、斎場に備わっている場所が利用できます。

ただ、付き添い安置といっても仮眠程度でシャワー室などがないところもあれば、シャワーやレンタルの布団セットもあって、きちんと睡眠がとれるところまで様々です。付き添い人数の制限がある場所もありますので事前確認は必要です。

故人を病院から安置場所へ移してから、葬儀の詳細を決めていくことになります。24時間は火葬できないと法律で決まっています。そのため24間以上経過後に葬儀・火葬という流れになります。

今は告別式のみを行う1日葬もありますが、この1日葬も2種類あります。告別式のみを1日で行うものと、葬儀前日の夜に付き添えるものです。

告別式のみ行う1日葬の場合は自宅安置すれば付き添うことができますが、“預かり安置”の場合は付き添うことはできません。付き添い安置ができる1日葬の場合は、通夜は行わないですが翌日の葬儀まで、一晩故人の側で付き添うことができます。

ですが私の父の時、付き添い安置を希望しましたが、申し込んでいた葬儀社が使用中だった場合は通夜の日まで別の場所で預かり安置になると説明されました。

そうなった場合は、通夜・葬儀を行う日が1日延期なり、先に使用していた方が火葬に行かれた後に、預かり場所から搬送されて通夜の準備をすることになると説明がありました。その場合は通夜まで会うことはできないと言われました。

何等かの事情で付き添いができない場合は付き添い安置がもともとできる施設であっても、付き添いをしない選択もできます。

ですが、付き添いたいと思っていたのに申し込んだ葬儀社が預かりしかないなどで付き添えなかったとなるのは、後悔を引きずることにもなりかねません。付き添いたいという希望は、必ず先に葬儀社に伝えることをおすすめします。

民間の安置専用施設は火葬までの間、一時的に預かる場合に利用できます。遺族の面会はいつでもできますが、夜間中ずっと付き添っていることはできない場合が多いです。

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安置費用の相場

一般的に主にかかる費用は4つです。遺体搬送費用、安置施設利用料、遺体保存のための費用、付き添い費用です。葬儀社によって料金は変わります。

相場は5万円前後が多いです。葬儀社によっては、これらをセットプランに含んでいる場合もありますので、明細の内訳を確認することをおすすめします。

民間の安置専用施設は斎場よりも低価格な場合が多いです。依頼先によって対応が違いますので施設環境や設備、自宅との距離、斎場への距離なども考えて決定することをお勧めします。

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私の父の葬儀・体験談

私は父の葬儀の時に自宅近くにある家族葬を申し込みました。小さなお葬式に登録してあった葬儀社です。3階建ての大きな一軒家のような葬儀社で、2階と3階をそのまま葬儀まで使ってよいというタイプのところでした。

1階は事務所があり、2階は斎場、3階が家族や僧侶の休憩場でした。8畳と6畳の和室と、僧侶の休憩用の和室があり、シャワー室とトイレ、1畳ほどのキッチンもありとても広くてテレビもありましたので、葬儀や通夜の開始時間までくつろぐこともできます。

仮通夜の時は斎場に棺ではなく布団に父が安置されており、いつでも会えるようになっていました。棺に移されるのは通夜の日の午前中です。3階が自由に使えたので弟が父の側にいても、和室で奥さんが小さな子どもたちと過ごすこともできたのが良かったです。

遠くから駆け付ける場合、身内が亡くなったという心労に加えて移動時の疲労も加わりますので、休める時は休んで疲れを取ってもらいたいですね。

布団は使った分だけ後払いで使用することができましたし、1セット3000円ほどでした。私の家族は近くだったので寝る時になると自宅へ戻り、遠方から来た弟家族に利用してもらいました。

ろうそくなどは本物ではなく電気でしたし、線香も職員の方が帰る前に交換すると朝までもつものでしたので、線香番は必要ありませんでした。

まとめ

お別れは突然やってきます。気持ちの整理もつかないまま葬儀の準備をしなければなりません。故人との最後の時間を過ごすためには、斎場を選ぶ時に付き添いはできるのかどうか確認することをお勧めします。

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