喪中に初詣に行く際のルール いつまで控える?寺の参拝はOK?

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喪中に初詣に行く際のルール いつまで控える?寺の参拝はOK? 季節


喪中なんだけど初詣ってやっぱり行っちゃダメなの?
お守りを買うだけでもやってはいけないの?

★★★
近親者が亡くなり、喪中で悲しい気持ちはあるけれど、
今年は受験だからお守りを買いたいとか去年の破魔矢や御札を新しくしたいとか、
厄年だから厄払いをしたいという方も多いと思います。

喪中の場合、初詣は行ってはいけないと聞くけれど、やはり初もうでは避けるべきなのでしょうか。

今回は喪中の場合の初詣の可否、お守りや御札の購入や厄払いなど、どこまでならしてもいいのか
についてご紹介します^^

喪中に初詣に行く際のルール いつまで控える?

結論としては神社であれば、死者がご逝去してから50日を過ぎれば初詣をしてもいいと言われています。逆に50日を過ぎていないときは初詣は控えます。

お寺であればいつでも問題なく初詣は出来ます。

これは祖母だけでなく祖父、叔父、叔母、母方の祖母、母方の祖父、父方の祖母、父方の祖父、両親、義両親、孫など喪中の範囲には関係なくこのようになっています。

ということは初詣をする場所や時期によっては初詣もできるということなんですね。
でも、お寺と神社で初詣をする際のルールが違っているのはなぜなのでしょうか?

喪中で初詣がダメと言われるのは神社だけ

基本的にお寺では仏教、神社では神道(しんとう)が信仰されており、その信仰している宗教の違いによって初詣が出来る時期がわかれます。

神社が信仰している神道では死のことを「穢れ(ケガレ)」と呼び、忌み嫌っています。
近親者が亡くなったということは残された家族の心の中には悲しい気持ちが残っているかと思いますが
この暗く沈んだ気持ちが「けがれ」とされています。
そのため、神社ではけがれている間は神社へ参拝してお祈りしたり、鳥居をくぐることはしてはいけないとしています。

喪中の期間に鳥居をくぐってはいけないのは神様のいる領域の入口に設けられていると考えられているためです。
神道によるとこの穢れは死者の没後50日を過ぎればけがれは取り払われると考えられています。

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そのため、神社に初詣に行くなら亡くなってから50日経ってからと言われるんですね。

50日というのは正確には喪中ではなく「忌中」の最長期間となります。
この50日という忌中の日数を過ぎれば忌明けとなり神社でお参りをしても問題ないと言われています。

ただし、神社によっては忌中の期間が50日ではなく、1年と考えられているところもあります。参拝予定の神社が決まっている場合で、必ずしきたり通りに行きたいという場合には事前に参拝予定の神社に聞いてみましょう。

神社にはこのように死に対する決まりごとがいくつかあるのですが、寺が信仰する仏教には特にそういった考え方はありません。

そのため、神社への参拝の時にだけこのようなタブーの期間があるとされているのです。

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喪中で初詣をするときはお守りは買ってもいい?

お守りを買っていいかどうかは初詣をしてもいいかどうかのルールと同じです。
お寺で初詣をするのであればいつでもお守りを購入できますが、
神社では最低没後50日を過ぎてからでないと参拝できないので、そのあと購入するようにしましょう。お守りは年中購入することが出来ますのでご安心くださいね^^

もしまだ忌中の場合、受験などで忌が明けるまでにお守りを買いたいのであれば、お寺でお守りを購入するようにしましょう!

破魔矢や御札、おみくじに関しても同様で、死後50日を過ぎていれば寺でも神社でも購入できます。50日過ぎていないのであれば、お寺で手に入れるようにしましょう。

まとめ

祖父母や親戚などが亡くなったとしても時期によっては初詣は可能ということが分かりましたね。

参拝可能な時期はお寺であればいつでもOK、神社の場合は没後最低50日後となり、神社によって忌中の考え方が違うということを念頭において、お参りのスケジュールを立てるようにしましょう。


※今回ご紹介する内容は地域や神社、信仰されている宗教などによって異なる場合があります。
もし厳密にルールにのっとって初詣を考えたいという場合には個別に参拝される神社にお聞きいただくのが確実ですので、よろしくお願いいたしますm(__)m

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