冬はこたつにミカンが定番ですね。温州ミカンにデコポン、はっさくやポンカン、いよかん等々…色んな種類がありますが、どれが好きですか?私は温州ミカンが好きです♪
そんなおいしいミカンですが、買ってすぐに食べるよりも少し時間を置いておく、“追熟”をするとさらに甘くおいしくなりますよ♪
注意点はありますが、方法は常温環境下で放置すること、たったそれだけです(#^^#)
みかんの追熟の方法はたったこれだけ!
追熟、されたことありますか?収穫した果物をさらに成熟させることで、酸味が減る分より甘く感じることができます♪
追熟は少し間違うと腐敗してしまう可能性もありますが、上手に追熟することができた時のあの甘さ!一度味わうと、もう一度食べたくなりますよ♪
追熟の方法は簡単に言うと、常温で放置、それだけです♪
注意点は、15~19℃位の場所で、適度な湿度があることです。また温度変化があまりない場所が良いです。
過度な温度変化があると追熟するより先に傷んでしまいます。夏なら風通しの良い涼しいところへ、冬は暖房のきいた部屋の隅やその隣の部屋あたりがベストです♪
2週間以上おいておくと酸味が減って甘くなります♪香りが強くなり、果肉に弾力が出てきたら追熟完了のサインです♪
みかんを早く追熟させる方法
そんなに待てないわ!と、追熟を早めたいときはビニールにリンゴと一緒に入れておくと良いですよ♪リンゴから出るエチレンガスによって成熟が早まるためです♪とくに、“つがる”や“ジョナゴールド”はエチレンガスが多いです♪
みかんをモミモミすると甘くなるは本当だった!
あとは、適度に衝撃を与えることでみかんが傷を修復しようとしてクエン酸を消費するため、酸っぱさがなくなり甘くなります。
みかんを食べる前にモミモミする人が多いと思いますがそれは理にかなっているということですね♪
キャッチボールで衝撃を与える方法でためしてみたyoutuberさんがいたので動画を紹介しますね。
「みかんは甘くなる!!」と断言されてましたよー( ^∀^ )
うちの隣に住んでいる方に、田舎から送ってくれるミカンをいつもお裾分けしてもらっています。その時に、そのお隣さんが“追熟”をしてくれてから頂くのですが、甘くておいしいんですよ♪私はちょっとせっかちなので、リンゴと一緒にビニールに入れてみようと思います(#^^#)
みかんを追熟させたくないときは?
逆に追熟させずに長期保存したい場合は、完熟する前に冷蔵庫に入れておきましょう。追熟せずに保存ができます。そして、食べようと思う数日前に常温にもどしておくと追熟して甘くおいしくなります♪
なぜ追熟させるとおいしいの?
追熟と似ている表現に完熟があります。完熟は果実や種子が完全に熟していることをさし、購入したらすぐに食べごろです。
追熟は、適期より早く収穫し、一定期間貯蔵し熟成させることをいいしばらく置いておくと食べごろになります♪
これは、産地から消費者の元に届くまでの日数にも関係しています。お店に並ぶ前に熟しすぎていたら売れないので、少し早めに収穫して輸送する間などを利用して追熟することででんぷんが糖へと変化するため甘味が増えています。
果物は乾燥させると、中の水分が抜けてきて味が凝縮します。その時に柑橘類の酸味は分解されて収穫時をピークに次第に減っていきます。そのために、少し時間を置く方が甘味をより感じるのです♪
ただ、あまりに酸味が抜けてしまうと柑橘類特有のさわやかさが無くなってしまいます。酸味と甘味のバランスが大切です。
甘くておいしいミカンの見分け方
ミカンは表面の粒粒が細かくすべすべしていて、オレンジ色が濃いほど甘いです。また、ヘタの切り口が小さく黄色いほど太陽をたくさん浴びていますので甘くなります。
温州ミカンは小さくて、平たい方が縦長のものよりも甘いです♪小さいものの方が、甘さが濃縮するためおいしくなります。
さらに、ミカンを持った時にふかふかしているものは、中にすき間があり甘味が少ないので触って確かめるのもひとつです♪
ミカンは箱買いをするという場合は、箱に記載されている文字をチェックしてみてください。秀、優、無印のうちどの文字が書いているでしょう?無印→優→の順で甘くなりますので、一番甘いのは秀と書かれている箱です。
スーパーでミカンを箱買いしようと重い時は、ぜひ箱に書いている文字のチェックをお勧めします♪
追熟する果物としない果物
果物はどれでも追熟するというわけではありません。例えば、ミカンなどの柑橘類、メロン、キウイ、西洋梨、バナナなどは追熟します♪
こういう果物は、クライマクテリック型と言います。メロンなどは購入する時に、あと5日後がおいしく食べれる食べごろですなどの紙を一緒に入れてくれるお店もありますね。
なんで、買ってすぐに食べれないの?と不思議でしたが、追熟をさせるためなんですね。
リンゴやイチゴ、ブドウ、スイカ、和梨などは追熟しません。これは非クライマクテリック型と言います。追熟しないですが、たとえ追熟しなくても少しだけ時間を置くと水分と酸味が抜けるので収穫時よりもより濃厚でおいしくなりますよ♪
まとめ
追熟は、自分で管理する時の温度や湿度、期間によって味が変わります。同じ果物でも同じようにしたから同じ味になるとは限らないところが、ワクワクポイントですね♪
これはおいしい!という状態になったものを食べることができたら、その後は追熟せずにはいられなくなりますよ♪ぜひ、いちど試してみて欲しいと思います♪
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