桜の花言葉は怖い悲しい?フランス語、ソメイヨシノ、八重桜、英語の言い方も

※このサイトではアフィリエイト広告を利用しています※

 

季節

先日ネットを見ていたら「桜の花言葉は怖い」という話をしている人がいました。
どうして?と思ったので調べてみた結果をまとめてみますね。

結論から言うと日本の花言葉を見ていても、怖いイメージはわいてきません。桜の全体的な花言葉は、桜が日本の国花であることから日本を表すシンボルとして「精神美」、桜の花の美しさのイメージから、「優雅な女性」「純潔」です。

桜はたくさん種類があります。代表的な桜といえば、ソメイヨシノ、八重桜、枝垂れ桜、寒桜などがありますがそれを見てみても

「後期」「清純」「精神美」「精神愛」「優れた美人」「理知」「しとやか」「豊かな教養」「善良な教育」「理知にとんだ教育」「優美」「純潔」「精神美」「淡泊」「ごまかし」など、『怖い』に当てはまりそうなものはありませんでした。

桜が怖いという最も大きな要因は何なのか気になりました。

桜の花言葉は怖いと言われるのはなぜ?

それは、古くから存在する民話や童話などの物語からかもしれません。例えば、パッと咲いてパッと散るところから、庭に植えるのは縁起が悪い、結婚式で使うのは破局を意味するなどです。

また、昔の戦場跡にも桜は多く咲いているために、死を遂げた人間の養分を吸っているのではないかと言われ、桜の木は人骨を吸って成長すると言われたりもするようです。

そう聞くと人食い桜のように聞こえる気もしますが、昔はアスファルトもなく道は全て土でした。土葬で土へ返るという言葉もあるように、人間だけでなくすべての生物は土へ返ります。

その養分を吸うのは桜の木だけではないですよね。私は、怖いイメージよりも、優美な美しい桜というイメージの方が強いです。

スポンサーリンク

桜の花言葉、フランスでは

フランスの桜の花言葉は、「Nem’oubliez pas(ヌ・ムビリエ・パ)」と言います。桜の花言葉が悲しいイメージを持っている方も多い理由は、フランス語の桜の花言葉からきているようです。

フランス語の花言葉は、「私を忘れないで」という意味です。桜は開花後散っていくのもあっという間ですよね。

そんな桜がはかなく散っていく様子と恋人が別れるときの心情を重ねて、切なく悲しいイメージがあります。また、私を忘れないでという言葉には死者からのメッセージとも受け取れることから、桜の花ことばは怖いという印象になったのではないかと言われています。

「私を忘れないで」という言葉をつけたのは、愛の国、フランスならではなのかもしれません。

確かに、日本でも4月は入学や卒業、入社や転勤など、出会いと別れの季節でもあり、満開の桜は春を感じて穏やかな気持ちになりますが、散りゆく桜を見た時は少し寂しい気持ちになりますね。

ソメイヨシノの花言葉

それぞれの花言葉には、どういうものがあるのでしょう。

江戸時代から栽培され、日本の桜の80%を占めるソメイヨシノ。大きく傘上に枝を広げ、5枚の花びらの花が密集しているためピンクの淡い色合いの花びらだけど派手さがあります。

園芸用に作られた種ということもあって、見た目重視の桜です。ソメイヨシノの花言葉は「後期」「清純」「精神美」「精神愛」「優れた美人」です。

八重桜の花言葉

5枚以上の花びらを持つ桜は八重桜と呼びます。ヤエベニシダレやカンザンなど八重桜にはたくさんの種類があります。

八重桜を見ていると、内からあふれ出す気品のようなものを感じます。八重桜の花言葉は、「理知」「しとやか」「豊かな教養」「善良な教育」「理知にとんだ教育」です。

日本の学校に植えられている桜はこの八重桜が多いことも教養という意味が含まれた理由といわれています。私の通っていた小学校は、正門の辺りにソメイヨシノ、門から校内にいく道沿いに八重桜が咲いていました。開花した時は、桜の学校と言うほどきれいでした。

しだれ桜の花言葉

枝が柔らかくその重みで事前と垂れるのはしだれ桜です。しだれ桜の枝の垂れっぷりは、まさにアートです。個性的で美しい見た目、圧巻です。

しだれ桜の花言葉は、「優美」「純潔」「精神美」「淡泊」「ごまかし」です。中国発症の桜で、全体に白い毛のあるのは寒桜です。

開花が早くて、1月や3月などほかの桜よりも早く咲きます。少しせっかちな寒桜の花言葉は、「気まぐれ」「あなたに微笑む」です。

桜の花言葉、英語では

桜の花が「精神の美」「心の美しさ」と言われる理由は、アメリカ合衆国の初代大統領のジョージ・ワシントンの有名な逸話に由来しています。ジョージ・ワシントンが6歳の時に鍛冶屋さんの斧で試し切りをしたくて、父の大切にしていた家の桜の木を斧で切ってしまったのです。

桜を切ったのを父に問われると、ジョージは正直に自分がしたと話します。その正直さに父は息子であるジョージを褒めたというお話です。

怒られるかもしれないのに、子ども心に隠したかったかもしれない気持ちを押さえ、正直に打ち明けた勇気のある行動が、精神の美と表現されたのです。当時のアメリカには桜の木は存在していなかったためフィクションのお話ともいわれています。

でも、「長きにわたりこの逸話は語り継がれている」というのは事実です。その逸話から英語での桜の花言葉は「優れた教育」になりました。

 

まとめ

桜は日本の国花の一つで、桜の開花を見ると、“あー春がきたなぁ”と穏やかな気持ちになる春の代表的な歴史ある花です。河川敷などで満開の桜道を見るのは圧巻で、眺めていると穏やかな気持ちになりますよね。

日本、西洋ともに、桜には美しさやはかなさと言ったイメージを持つ花言葉がありました。満開の桜の優美さ、数日で散ってしまう潔さやはかなさ、花の美しさを感じさせてくれます。

桜の花言葉を知ったうえで桜の花を眺めると、以前とは違った見え方をするのかもしれないですね。

スポンサーリンク
季節

コメント