マタハラとは正式名称をマタニティハラスメントといい、直訳すると「妊娠による嫌がらせ」です。
今回の記事では
- マタハラになる言葉や発言とは?
- どんなことをするとマタハラに当たる?
- マタハラに遭ったらどうすればいい?
マタハラになる言葉や発言とは?
こんにちは!あいです♪
ニュースなどで話題になることのあるマタハラ。マタハラとは妊娠、出産、産休、育休の取得などによってされたり、お給料を減らされたりといったような
- 妊婦さん・ママさんが会社・企業・上司・同僚などから不当な扱いを受けること
を差します。
マタハラになる言葉はいろいろあります。
妊娠を告げたら上司に嫌味を言われた、育休から仕事復帰したら降格させられた・・・
このようなことがあったらマタハラ(マタニティハラスメント)に合っている可能性があります。
自分が不快になればそれは「マタハラ」です!
妊娠中のマタハラになる言葉や発言
- 妊娠?なんで今の時期なの?
- 妊娠したと言われても…会社は大事な時期なんだよ?分かってる?
- え?妊娠?(嫌そうに)
- 妊婦さんは楽できていいよね
- 妊婦と働くと残業が増える
- 不公平だ
- 退職は考えてないの?
産休育休に関するマタハラになる言葉や発言
- 妊婦さんは休んでるのにお金がもらえていいね(嫌味っぽく)
- 育休明けたら自分の席はないかもしれないよ
- 昇格は保証できない
- 今と同じ立場ではいられなくなるかもしれないよ
出産後・職場復帰後のマタハラになる言葉や発言
- 子供がいる人は早く帰れていいね
- ◯◯さんがすぐに帰るから仕事が終わらない
- また子供が病気なの?
- 子供、誰か他の人に見てもらえないの?
- 人が足りないから残業してくれない?
どんなことをするとマタハラに当たる?
マタハラの例としては
- 妊婦健診のために会社を休んだ
- つわりのため会社を休んだ
- 産休をとった
- 育休をとった
- 育児のために勤務時間の変更をお願いした
ことによって解雇、減給、不当な勤務内容の変更などがされるとマタハラとみなされます。
就業規則によってはこれらのマタハラをしっかり禁止しているにも関わらず心にも無いことを言う人もいるんですね。
マタハラと気づかないことも
子どもを育てていると突然熱を出したりして、会社を休まなければならないことも出てくることがあります。私も保育園に預けたばかりの頃は毎週、熱を出していて、毎週のように会社に休みの連絡を入れていました。
こんなときママからしたら「子供のために会社を休むなんて申し訳ないな」と思ってしまうかもしれませんが、そんな風に思う必要は決してないんですよ。
(会社の目がすごく気になると思いますが・・・(>_<))
妊婦さん、ママさんは育児・介護休業法や男女雇用機会均等法で守られています。
もし子供の病気が理由で休んで給料を減らされたり、時短勤務中に残業を共用されたり、上司から嫌味を言われたりした場合はマタハラと言っていいです。
また、育休から復帰したら勝手にお茶くみや掃除などの雑用をやらされるようになったり、影で悪口を言われたり嫌味を言われた場合もマタハラになる可能性があります。
マタハラに遭ったらどうすればいい?
もしこのような不当な扱いを受けるようなことがあれば、勤務先か厚生労働省の電話窓口に相談することが出来ます。
勤務先で相談する
企業にはマタハラに関する相談窓口の設置や防止措置を講じることが義務付けられています。
設置しないと違法になります。
一人で抱え込まず相談してみるのが大事ですよ。
厚生労働省の電話窓口に相談する
企業にマタハラの相談窓口があっても同じ社内だとどうしても話しづらい、秘密が漏れるのが心配ということがあると思います。
そんな時には厚生労働省に「女性にやさしい職場づくり相談窓口」という相談窓口がありますので、そちらに一度お電話してみるのも一つの手です。
妊娠中の職場での対応や心配事など、働く女性が抱える悩みや質問を受け付けてくれますよ。
最後に
マタハラによるストレスを抱えている女性は多いと思います。ストレスはママだけではなく、お腹の赤ちゃんにも悪い影響を与えないか心配ですよね・・・。マタハラはひとりで解決することは難しいと思います。一人で悩まず誰かに話してみることで気持ちが楽になったりすると思うので家族やお友達に頼りたいですね。
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