2019年に日本で開催され、国民が熱狂したラグビーワールドカップ。その影響もあり、今まで少しマイナーというイメージだったラグビーが身近になった感じがありますよね(^^)
小学生くらいのお子様がいるご家庭ではラグビーを習わせる方も少しだけ増えたとか…。
怪我も多そうなので少し怖いイメージもあるラグビーですが、習い事として取り入れた場合は子供へのメリットもたくさん!精神的にも大きく成長してくれますよ♪
今日は小学生の習い事としてのラグビーとはどういうものなのか、初心者でも危なくない種類と準備するもの、ラグビーのメリット・デメリットもご紹介します。
小学生はコレから!タグラグビー
ラグビー教室の募集をみてみると「小学生から」というところが多いのですが、本格的なラグビーより安全性の高い『タグラグビー』という競技もあります。最初はこちらから始める方が多いとのことです。
基本的なルールはラグビーと同じなのですが大きなポイントは「タックルがない」ということ。腰に紐(タグ)をつけており、それを相手がとることによってタックルの代わりを果たします。少し鬼ごっこのような要素もありますね。まだ体力がついておらず、怪我をしやすい子供には「激しいタックルがない」という点は親として安心できますよね。
その他、ミニラグビー(U-12)、ジュニアラグビー(U-15)という区分けもありプレイ人数や試合時間にも差があります。年齢とそれに伴う体力に応じて本格的になっていくので、早いうちから無理をするということはありません。
実際に加入する前にしっかりと見学し、不安な点は質問をして解決しておきましょう♪先に習っている保護者の方から意見が聞けたらより良いですね(^_^)
ラグビーを習うメリット①…体編
・体力がつく
・向き不向きが少ない
ラグビーを習うメリットでこれ以上はありません。コートを走り回る体力は体の免疫も上げてくれるので、風邪もひきにくくなりますし、他のスポーツに挑戦するときも間違いなく活きてきます。
またコートを走る以外にもスクラムを組むときもありますので、体の力の入れ方や持久力もついてきます。筋肉の使い方がわかればのちのち怪我をする心配も減ってくるので安心ですね(*^^*)
また、ラグビーは10のポジションがあり全員が全員ガッシリとした大きな体型の必要はありません。試合を思い出してみても、小柄な選手がいらっしゃいましたよね♪ポジションごとに役割が大きく変わるスポーツなので、自分の体型にあったポジションに挑戦することができます。気持ちさえあれば続けることができるスポーツがラグビーなのです。
ラグビーを習うメリット②…メンタル編
・相手をリスペクトする気持ちが根付く
・チームワークが身につく
◎ノーサイド
試合が終われば勝者も敗者も、敵も味方も区別はなく互いの健闘を讃えあうというメッセージが込められている
◎One for all, All for one
みんなは一人のために、みんなは一つの目的のために
あまりにも有名なこの言葉、ご存じの通りラグビー用語です。究極の団体競技ともいわれるラグビー、試合中は味方と一つになり試合終了後は相手チームとも一つになる非常に紳士的なスポーツです。メンタルもどんどん成長していく子供たちをこういった環境におけることは非常に嬉しいことですよね(^^)
社会に出てからも通用するメンタルの成長が期待できます。
ラグビーを習うデメリット
続いてはラグビーを習う上でのデメリットも確認しておきましょう。
・スクールの数が少なく通いにくい
・怪我の心配がつきない
人気が出てきたといってもまだまだ競技人口の少ないラグビー。スクールの数はサッカーや野球と比べると圧倒的に少ないので、いくつものチームから選ぶということは難しいでしょう。少し遠いところに通うということも出てきますので、送迎など親の負担も覚悟が必要かもしれません。親同士交代で送りあうというのも多いそうですが、このようなお付き合いが苦手な親御さんもいらっしゃいますよね(^^;)
現実的にきちんと通えるかどうかの判断は慎重に行った方が良いと思われます。
また最も心配なのは…怪我ですよね。子供のラグビーはヘッドギアの着用が義務付けられており、コーチや大人がもちろんしっかり見てくれてリスクは減っています。それでも骨折や脳震とうなど起こす可能性はゼロではありません。実際の試合では激しくぶつかった場合は脳震とうの可能性も考えて一定時間試合には出られないというルールもありますが、それでも我が子を習わせると考えた場合は一番の心配の種ですよね。
しかし、最初から大人と同じルールで行うということはまずありえません。年齢や学年によって、若干ルールに違いがあり保護者にとっても安心材料になってきます。
ラグビー教室には何が必要?確認してみよう
・ラグビーウェア
・シューズ
・ソックス
・月謝 (相場は5000円程)
ラグビーウェアは教室によって指定がある場合もありますので確認してみましょう。また大切なのはシューズです。「いずれ大きくなるから」と言って大きすぎるものを履かせると怪我につながります。子供のサイズにしっかりと合ったものを購入するようにしましょう。
この他にヘッドギアは教室によってレンタルか購入かの違いもありますし、マイボールを持っている子はモチベーションがあがるとのこと!こちらもあわせて検討してみてくださいね(*^^*)
さいごに
体力もメンタルも同時に鍛えられるラグビーは、小学生の習い事にピッタリですよね。相手をリスペクトするという気持ちが全面的に出ているスポーツは他にはなかなかないかもしれません。
興味があれば、一度親子で見学に行ってみるのも良いですね♪
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